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■2018年5月〜7月のアドバイザー活動報告 | 一橋大学山岳部・アドバイザー活動報告 佐藤 周一(昭和54年卒) | ||||
■2018年2月〜4月のアドバイザー活動報告 | 一橋大学山岳部・アドバイザー活動報告 佐藤 周一(昭和54年卒) | ||||
■2017年11月〜2018年1月のアドバイザー活動報告 | 一橋大学山岳部・アドバイザー活動報告 佐藤 周一(昭和54年卒) | ||||
■2017年8月〜10月のアドバイザー活動報告 | 一橋大学山岳部・アドバイザー活動報告 佐藤 周一(昭和54年卒) | ||||
■2017年5月〜7月のアドバイザー活動報告 | 一橋大学山岳部・アドバイザー活動報告 佐藤 周一(昭和54年卒) | ||||
一橋大学山岳部・アドバイザー活動報告(5〜7月分) JMGA認定登山ガイド 佐藤周一(昭和54年卒) 1.はじめに アドバイザー契約の終了に伴い、最終回の報告書である。平成30年5月から同年7月までの3ヶ月間が対象となる。 2.活動報告 (1) 山行同行活動 5月度: 雪上訓練 5月12日(土)〜13日(日) 谷川岳・天神平周辺 参加者:学生9名(3年2名:2年4名:1年3名) OB3名 前神・兵藤・佐藤(周) 恒例化してきた行事に今年も1・2年生が7名参加してくれた。 昨年に比べ、天神平周辺は残雪量少なく、訓練適地探しに苦労した。 本訓練に先立ち、5月1日に佐藤単独で現地下見を行い、天神平上部以外には適地は無いと判断していた。 天候は初日は晴れ時々曇りと良好で、1年生を中心とした日帰り組を対象に、 歩行訓練や滑落停止など基礎的な内容を実施。 翌日は下り坂の天候の中、本峰登頂を目指す学生4名に佐藤が同行した。 詳細内容は学生山岳部HPを参照されたし。 因みに学生たちは当該訓練を「雪渓訓練」と称しているが、アドバイザーの立場としては、 より広範な目的から「雪上訓練」としている。 今回、昨年と今年の実績をベースに将来的には学生のみで訓練を実施できるよう、 「雪上訓練マニュアル」を作成したので、訓練名称を含め、訓練の方法論等につき学生間で 議論を深めて欲しい。 6月度: @ 妙義山 6月9日(土) 日帰り 参加者:学生4名(登攀チーム:3年2年各2名) OB1名 佐藤(周) 8月に実施予定の槍ヶ岳・北鎌尾根行に向けた実践トレーニングの第一弾。 表妙義の大文字から白雲山コースを辿る。途中、天狗岩下降部で懸垂降下訓練を実施した。 詳細は学生山岳部HPを参照されたし。 A 八ヶ岳・阿弥陀岳南稜 6月16日(土)〜17日(日) 参加者:学生4名(登攀チーム:3年2年各2名) OB1名佐藤(周) 北鎌尾根行に向けた実践トレーニングの第二弾。 今回は青ナギ手前標高2300b付近でツエルトによるビバーク訓練を兼ねた。 詳細は山岳部HPを参照されたし。 7月度: 前半は期末試験期間であり、後半からは夏季合宿がスタートする為、 同行活動は無かった。 (2) 部会時講習指導 : 6月27日(水) 14時半〜16時 「ロープワーク基礎講習」 参加者:学生19名(4年2名、3年4名、2年5名、1年5名、留学生3名) OB2名 原・佐藤(周) 昨年同期の講習内容とほぼ同様で、「ロープワークを学ぶ意義」「ロープ ワークを必要とする実際の局面」 「覚えておくべきロープワーク」等を座学ならびに部室前の広場を利用して実習も行った。 原さんからも三角巾等を活用した搬出法を教えていただいた。 講習終了後、新人や留学生を交えた懇親会を「ロージナ茶房」で行った。 3. その他 (1) 登攀チームとの意見交換会(7月21日昼〜立川にて) 吉田君・福家君と北鎌尾根行について最終打合せを行った。 (2) 針葉樹会・幹事会(6月4日)並びに総会(7月7日)への出席 アドバイザー契約終了についてコメントさせていただいた。 (3) 学生山岳部の登山計画書の事前チェック 学生担当幹事としての職務だが、随時メールで送付される計画書を都度チェックし、 内容について適宜アドバイスを行った。 個人的には1年間のアドバイザー活動を通して貴重な体験をさせていただいた。 但し、アドバイザー活動はかなり前広に計画を練ってゆくので、契約の継続についてお互いに早い時期から予め 話し合っていなかったのは残念に思っている。 なお、針葉樹会としては引き続き、学生支援の在り方を巡り議論を続ける必要があり、今回の体験を通じて会得したことを 会員間に共有していただくための各種協力は惜しまないつもりである。 以上 |
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一橋大学山岳部・アドバイザー活動報告(2018年2月〜4月分) JMGA認定登山ガイド 佐藤周一(昭和54年卒) 1.はじめに 針葉樹会とのアドバイザー契約後、3回目の報告書である。平成30年2月から同年4月までの3ヶ月間が対象となる。 2.活動報告 (1) 山行同行活動 2月度: @ 2月7日(水) 9時〜16時 日和田山 登攀チーム2名(吉田・三宅)と共に、ICI石井スポーツ登山学校長の天野和明氏を講師に、 岩壁登攀基礎技術を学んだ。(詳細は学生の報告書参照) A 2月17日(土)〜20日(火) 北アルプス・蝶ヶ岳 内海主将+登攀チーム2名(吉田・松橋)と共に、上高地から入山、横尾に幕営して蝶ヶ岳往復を 目指したが、徳沢から先のトレースがないことから、徳沢に幕営し長塀尾根を往復するプランに 変更した。 風は強いが晴天に恵まれた19日にアタックし、ラッセルを克服して学生3名は山頂に到達した。 3月度: @ 3月27日(火) 9時〜12時 高水三山(新人歓迎の途中まで) 入学式前ながら、すでに新入生向けサークル紹介が学内で開始されており、25日に行われた 紹介時に興味を示した2名が参加。 快晴の下、先輩ら6名と和気藹々に話をしながら岩筍石山頂に着き昼食調理を始めた彼らを残して 私は棒ノ嶺へ縦走した。 4月度: @ 4月27日(金) 10時〜15時 妙義山(白雲山コース) 登攀チームが6月上旬に予定しているルートの下見(単独行) (2) 部会時講習指導 : 1月17日の講義が平成29年度最後の部会講座で終了した。 新年度初回講義は6月上旬の予定。 3. その他 (1) 登攀チームとの意見交換会(2月12日夕〜吉祥寺にて) 前神副会長も参加して、今後の活動目標などを協議。 (2) 坂本主将との打合せ(4月10日昼〜錦糸町にて) 新入部員獲得状況に基き、今季方針等について協議 (3) 新入部員個人装備の購入支援(4月25日、モンベル吉祥寺店にて) 新入生8名(留学生3名を含む)の個人装備ならびに若干の共同装備の購入支援を行った。 以上 |
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一橋大学山岳部・アドバイザー活動報告(11月〜1月分) JMGA認定登山ガイド 佐藤周一(昭54年卒) 1.はじめに 針葉樹会とのアドバイザー契約後、2回目の報告書である。平成29年11月から平成30年1月までの3ヶ月間が対象となる。 2.活動報告
3.その他 (1) 針葉樹会員と学生との意見交換会(11月8日夕〜新宿にて) 10月初めに予定されていた懇親会をリスケして実施したもの。 「運営会」と称する学生幹部メンバー7人が参加。将来目標など忌憚のない意見交換が出来た。 (2) 「月見の宴」(11月25日、国立駅前の居酒屋にて) 恒例の懇親会。OBと学生で約30名が集まった。 (3) 冬山装備の購入支援(12月6日、モンベル吉祥寺店にて) 冬用個人装備を購入予定の数名に割引購入支援を行った。 (4) 針葉樹会新年会(1月24日、如水会館にて) 「運営会」から坂本主将以下5名が参加。次年度計画などを説明した。 以上 (平成30年2月8日) |
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平成29年11月2日 針葉樹会 御中 一橋大学山岳部・アドバイザー活動報告(8月〜10月分) JMGA認定登山ガイド 佐藤周一 1.はじめに 針葉樹会とのアドバイザー契約後、初の正式報告書である。直近の8月から10月までの3ヶ月間が対象となる。 2.活動報告 (1) 山行同行活動
(2) 部会時講習指導
3.冬季に向けての活動計画 11月初め現在、学生山岳部の計画としては、冬山には希望者数名で行く予定であるものの、今年から施行された四学期制により期末試験が1月中旬に予定されているため、昨年も行われていた冬休みを利用しての冬山行きは困難となった。このため、学期終了後の1月下旬から春休みに入った後に冬山の計画を立てることになった。今のところ、北アルプス・蝶ヶ岳が有力候補とされている。 このため、冬山に向けた雪上訓練の時期も見直さざるを得ず、まして目標が蝶ヶ岳となると、事前にアイゼンの付け方をチェックする程度でも十分であることから、期末試験終了後に、冬山未経験者を対象に北八ツ岳周辺で歩行訓練を実施する可能性も視野に入れながら、さらに協議を重ねていきたい。 その他、10月1日に予定されていた針葉樹会員と山岳部学生との懇談会が中止となり、11月8日にリスケされている。 以上 |
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平成29年9月6日 針葉樹会 御中 一橋大学山岳部・アドバイザー活動報告(5月〜7月分) JMGA認定登山ガイド 佐藤周一 1.はじめに 平成29年7月の針葉樹会総会にて決議された「アドバイザー契約」に基き、同年8月から一橋大学山岳部(以下、山岳部)の専任アドバイザーに就任、3ヶ月毎 に活動報告を針葉樹会に提出することになった。本報告書は契約締結前の期間に相当する本年5月から7月の間に、すでに実施されていた山岳部への指導実績等をまとめたものである。 2.経緯概要 昨秋、JMGA(日本山岳ガイド協会)より登山ガイド認定を得た小生は、山岳部学生らと接触するうち、冬山合宿から同行参加することになり、平成28年12月下旬に実施された北ア・燕岳での合宿から参加した(前神・兵藤OBも同行)。 その後、翌年2月の上州武尊山や3月の瑞牆山・金峰山行にも同行した。 同年4月、内海主将の下で新年度の活動をスタートした山岳部は、新人6名が入部。大半が未経験者で装備の購入が負担となったので、小生のモンベル・ガイド割引(30%引き)を利用する形で、基本装備(登山靴・ザック・雨具等)の購入支援を行った。それらを活用し、彼らはGWでの新人歓迎山行に臨んだ。 この間、内海主将ら幹部との協議に基き、夏合宿に向けた各種トレーニングや、雪上訓練の指導を求められ、5月13日〜14日の雪上訓練及びその直前部会でのロープワーク訓練、ならびに6月と7月の月初部会にて「危急時対応講座」を座学で指導することになった。 なお、夏合宿は人数の関係から2班(@7月下旬:北岳、A8月上旬:雲の平)に分かれることになったが、いずれも一般向けルートであることから、小生は同行せず学生のみで実施することになった。また並行してBSフジより番組収録への協力要請があったことから、7月下旬に3年生2名(坂本・安藤)と共に北ア・唐松岳〜五竜岳に向かったが、天候悪化で中断となり、夏合宿後の8月中旬に再チャレンジし収録を終え、8月27日に全国放送された。(『絶景百名山』) 3.個別の活動内容 (1) 5月 8日(月) 雪上訓練偵察行(谷川岳周辺) 訓練適地を探るため単独で谷川岳周辺を散策。マチガ沢や一の倉沢の出合い付近は雪の量が中途半端で困難だった。 土合の登山指導Cにて尋ねると「天神平」の名前が出たので、ロープウエイで上がってみる。 すると周辺の眺望も良く、雪量も適地も多いことから、ここにする。 (2) 5月10日(水) ロープワーク講習会(レジメ別添) 参加者12名 定例部会の席を借りて、週末の雪上訓練参加者を含む部員12名に対し、ロープワーク基礎講座を開催。 各自に2メートルの細引きを献上し、約1時間半かけて実習した。 (3) 5月14日(日) 雪上訓練(谷川岳天神平) → 学生報告書別添 当初は13日からの1泊2日の日程だったが、土曜の天候が悪く、日帰りに短縮され、4年1名・3年1名・2年3名・1年3名の 計8名が参加。OBは私の他に宮武さんが応援参加。 詳細内容は学生作成の報告書に譲るが、象徴的だったのは雪上を歩くのは初体験の女子部員が始めはオッカナビックリで 歩いていたのが、訓練後は下りの斜面もスタスタ歩けていたこと。短時間でも収穫のある訓練になった。 (4) 6月14日(水) 危急時対応講習会(1) 参加者19名(レジメ別添) 第1回目は座学で、危急時対応講習の必要性・山岳遭難の一般的傾向・一橋山岳部の遭難事例など総論的な内容から 始め、救急対応の一般的な流れなどを学習した。参加者は4年4名・3年4名・2年8名・1年3名の計19名。 (5) 7月 5日(水) 危急時対応講習会(2) 参加者16名(レジメ別添) 第2回目は野外で搬出法などの実習を行う予定だったが、雨天でもあり救急グッズの使い方やテーピング法などを学習した。 参加者は4年生が就活時期となり欠席で、3年4名・2年8名・1年4名の計16名だった。 (6) BSフジ番組収録行(7月下旬と8月中旬) 小生+3年2名 小生の個人的な人脈からオファーがあったのが6月末。最初は純粋なガイド山行の収録予定だったが、学生山岳部の 世話をしていると伝えると夏休み中の学生との山行を収録したいとの先方要望に変わった。 日程(7月27日〜29日)に対応できる3年生(坂本・安藤)の了承が得られたことから、松本市内での前泊からスタート。 しかしながら2日目には夜半からの雨が止まず、ピーク踏まずに唐松岳頂上山荘から下山した。 2回目の収録は8月14日〜16日に決まり、再び3人で収録に臨む。余りすっきりしない天候ではあったが、何とか2日目も ガスの中、五竜岳まで到達できた。 3日目の朝も頂上からの眺望を期待して山頂に立つも霧が晴れることなく後ろ髪引かれる想いで遠見尾根を下降。 しかしながら五竜山荘に留まったカメラクルーは翌朝の快晴に恵まれ、番組タイトル通りの「絶景」を収録することが出来た。 8月27日夕方から予定通りに放送され、一橋山岳部の良くも悪くも?PRにはなったようである。 4.今後の予定 9月20日(水)には危急時対応講座(3)として部会での実習を予定。 10月と11月の部会講座の内容は未定だが、山岳図書に関する講座も検討している。 その他、10月1日(日)に予定されている学生と針葉樹会とのミーティングに参加するほか、今冬の合宿計画に備える積雪期 雪上訓練については、時期と適地を検討中である。 以上 |
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